第34回日本ハンドセラピィ学会 学術集会

ご挨拶(Greeting)

第34回学術集会会長 杉野 美里

(貞松病院 リハビリテーション科)

 

 このたび,第34回日本ハンドセラピィ学会学術集会会長を拝命し,2022年4月16日(土),17日(日)に北九州国際会議場(福岡県北九州市)にて第34回学術集会を開催する運びとなりました.開催に際しまして第65回日本手外科学会学術集会会長の酒井昭典先生(産業医科大学整形外科 教授),日本手外科学会の諸先生方より格別のご高配ならびにご支援を賜り心より感謝申し上げます.

 九州での開催は,第34回長崎学会(会長:野中信宏先生)に引き続きとなり,北九州市では第1回学術集会(会長:奥村チカ子先生)以来の開催で,大変光栄に存じるとともに,とても担いきれない重責を感じております.

 今回,本学会のテーマは『ハンドセラピィを紐解き,紡ぐ』といたしました.

 日本ハンドセラピィ学会の積み重ねられた歴史とハンドセラピィの基礎を紐解きながら,ハンドセラピィの新しい時代に向け,多角的観点からのセラピィに目を向け,より効果的な技術,知識の獲得を目指します.

 ハンドセラピィの英知を結集すべく学術的な研究や講演,発表など企画し,皆様とより進化したハンドセラピィを紡いでいけるような機会になることを期待し準備をすすめております.

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックをきっかけに,学会開催形式に関して,本学会もオンデマンド学会,ハイブリッド学会とニューノーマルに向け新しい学会の開催方法を模索しております.第34回学会も北九州での現地での開催を軸に,学会の空気感,人と人とのコミュニケーションを通じた熱いディスカッション大切にしながら,学会当日は,現地参加とライブ配信を中心に臨場感のあるハイブリッド開催を予定しております.また,現地に来られない方にも学びの歩みを止めることなく最新のハンドセラピィの知識を習得していただけるよう,後日オンデマンド配信を併用するよう現在環境を整えております.

 充実した内容となるよう九州ハンドセラピィ研究会およびその関連病院のスタッフにもご協力いただき,企画・運営に取り組んで参りますので,多くの皆様のご参加を実行委員一同,心からお待ちしております.

第34回日本ハンドセラピィ学会

学術集会事務局

事 務 局

特定医療法人 慧明会

貞松病院

事 務 局 長

濱田 ゆかり

Mail

handtherapy34@gmail.com